百年戦争
英仏百年戦争の終盤、ジャンヌ・ダルクの活躍した時代が舞台。フランスは序盤こそ劣勢ではあるが史実通りジャンヌ・ダルクの登場で形勢逆転し、イングランドを大陸から追い出すことが多い。逆にイングランドは最後まで押し切れず、国内の蜂起軍やスコットランドとの戦いに四苦八苦し衰退していく印象。
また中欧に目を向けると、神聖でもローマでも帝国でもない国が反乱軍やボヘミア王国にボコボコに殴られており、プレイヤー操作ならともかくそうでないなら自然と消滅してしていることがほとんど。
東欧では、後のプロイセンへとつながるチュートン騎士団国とポーランドがバチバチにやり合っており、イタリアは完全に分裂している。
イベリア半島においては、キリスト教徒によるレコンキスタ(再征服運動)がほぼ完了しており、残されたイスラム勢力のグラナダ首長国が絶体絶命に見えるが、なぜかキリスト勢力が内ゲバを始めるのでしれっと生き残ってることが多い。
途中で出現するハンガリー王国は、強大な軍備をもって序盤は破竹の勢いで侵略していくが気づけば停滞しじわじわ後退していく。
参戦勢力
難易度 | 参戦勢力 |
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簡単 | イングランド王国 カスティーリャ連合王国 アラゴンイギリス カルマリーグ |
普通 | フランス王国 神聖ローマ帝国 ポルトガル王国 ポーランド王国 トン騎士団の国 オーストリア公国 ヴェネツィア共和国 ミラノ公国 ブルターニュ公国 ブルゴーニュ公国 スコットランド王国 アイルランドの領土 |
困難 | ボヘミアン王国 ナポリ王国 バイエルン公国 サヴォイ公国 ジェノヴァ共和国 グラナダ首長国 エミールユク王国 |
操作不可 | 農民蜂起軍 神聖ローマ帝国の反乱軍 ハンガリー王国(途中参戦) |
おすすめ国
- 国家規模★★★
- ・フランス王国
戦線が絞られており、初期軍備もまあまあ強力。個人的にはイングランドよりも簡単に思える。
開始早々、LyonやOrleansなどに敵軍が押し寄せてくるのでまずは防衛。しっかり部隊を雇用したり、将軍を配置したり、ミッションをこなして資金を得たり、基本を徹底してやればそう難しくはないはず。自前で強力な将軍部隊を呼べるならこちらから打って出てしまってもいいかもしれない。
また、南西部のBordeauxを奪還するのも忘れずに。
9ターン目になると我らがジャンヌが南部に出現。
イベントによって士気が上昇、かつ彼女自身も非常に強力なので一気に打って出てしまおう。
DijonやTroyes、そして首都Parisなどを勢いのまま解放してしまえばあとはこっちのもの。
長弓兵なんかは少々厄介かもしれないが、そこまで行ければ税収も十二分にあるはずなので、将軍らとともにマンパワーで押し切って、Londonを落としてやろう。
イングランドとブルゴーニュをつぶせば一応クリアだが、そのまま続ける場合でも高まった国力で思う存分暴れてやればいい。特に、お隣のドイツはいくつもの勢力がぐちゃぐちゃに足を引っ張り合っているので、犬兎の争いをしてる横から都市をかっさらってやればもはや敵なしだろう。
- 国家規模★★
- ・ポルトガル王国
EasyTech曰く、「へんぴな土地しか有していない」国。
だが「そのユニークな地理的位置によって複数の敵に攻められる心配はない」とも書かれており、実際その通りで、AIの場合でも(イスラム系のグラナダ首長国を差し置いて)カスティーリャを横から殴り、イベリア半島の覇者となっていることが多い印象。
当然プレイヤー国家としてもやりやすい。なんと、標榜『ポルトガル』によって投槍兵の攻撃力が+20されている。
『ポルトガル王国』の効果で遠隔歩兵の募集レベルが+1されてるのも相まって、投槍兵がひじょ〜に強力というか、コストパフォーマンスに優れた兵種として扱える。
正直クリア目標の【15ターン生存】、【グラナダ首長国消滅】はどうとでもなる気がするので、ここでは私のやり方を記しておく。
まず、1ターン目からカスティーリャを殴ってしまう。正直カスティーリャはわりと見掛け倒しであり、特にBadajozやSantiagoなんかはあっさり落とせることが多いイメージ。
脳死で奪還に突っ込んでくる敵将軍らは、投槍兵で返り討ちにしてやろう。
国王一世を見ればもふざけた名前だが、遠隔将としてはぼちぼち使えるので、ぜひ有効に使ってあげよう。
しばらくすると、カスティーリャがグラナダやアラゴンからも宣戦される。そうなったら後は基礎を徹底しつつ、うまいこと都市を奪っていけばいいだろう。
首都Toledoは若干攻めづらいが、特段苦しい盤面になることもないはず。ただ、グラナダやアラゴンに都市をハイエナされないよう、部隊の動きを見ておこう。(もっとも、これはポルトガルに限った話じゃないが。)
カスティーリャを滅ぼしたら、次はグラナダ。キリスト勢力同士の内紛のせいか、ちゃっかりNova Carthageあたりを手に入れてることも多いが、ぶっちゃけ順当に行けば正面から打ち勝てると思うので、解説することもない。
グラナダを滅ぼしそのまま続ける場合も、アラゴンを倒しイベリア半島を掌握するなりなんなり好きにすればいいだろう。
強いて言うなら、余裕のあるうちに有用な政策を研究しておくことぐらいか?『中立の立場』や『税収の増加』あたりなんかは強力だが、あまりこだわりすぎなくてもいいと思われる。
- 国家規模★
攻略・周回手順
手動やオートでの攻略・周回等の情報や追記をお待ちしています。
備考
・イングランド王国とアイルランドの領土の関係は『ビザンティンの台頭』のビザンティンとビュザンティオン遠征軍や、『鉄の世紀』の東フランクとゲロ辺境伯の関係と同じ。(どちらかに宣戦布告したらもう一方とも戦争状態になり、またアイルランドの領土はイングランド王国の戦争に巻き込まれる?)
・教皇国に宣戦布告すると、ボヘミアン王国(後にプロテスタントとなるフス派)、グラナダ首長国(イスラム教)、イングランドと神聖ローマの反乱軍を除くすべての国から宣戦布告される。
・ポルトガル国王の名前が【一世を見れば】。EasyTechさぁ…なんだいこれは?
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